思いつきの思いこみを書くだけのやつ

思いついたときに思いついたことを書くだけの日常

数年ぶりに『嫌われる勇気』を読んだ

隙間時間に電子書籍を読んでいるのですが、お正月から今日まで、なんとなく思い出して『嫌われる勇気』を読んでいました。

この本を最初に読んだのは数年前、ベストセラーとして注目されていた頃なのですが、数年ぶりに読んでみると、昔読んだ内容を全然覚えていなくて、自分の記憶力の無さを痛感しました。

しかし改めて読んでみると自分にはあまり合わなかったというか、対話形式のせいなのか、登場人物の若者に同調できず、かといって指導役の哲人の話にも同意しきれず、なんんとなく冷めた目で読んでしまいました。

後半は主張内容が宗教っぽくなってきていて、宗教も哲学の一種と考えれば外れているわけではないのですが、アドラー心理学は心理学というよりはアドラー哲学と言ったほうがいいのかなとは思いました。

アドラー心理学をもっと学術的に網羅した本を読めば見方も変わるのかもしれませんが、それはまた気が向いたらにしたいと思います。

ただ全てが参考にならなかったわけではなく、「他人の課題と自分の課題を線引きして考える」というのはためになりました。